ホルモンバランスの乱れでにきびが発生!!ホルモンについて詳しく知っておこう

女性のリズムや肌の状態にはホルモンバランスが深く関わっており、生理前ににきびができやすいのは、ホルモンバランスの影響が考えられます。ホルモンバランスとにきびの関係性について、詳しくご紹介していきましょう。

ホルモンバランスが乱れるとにきびが出来るって知ってた?その原因を追及!

ホルモンバランスの乱れは、にきびに大きな影響を及ぼします。女性ホルモンを始めとする私たちの体内のホルモンは、ストレスや食生活、生理などでバランスが乱れがちに。ホルモンバランスを整えるための薬や、生活習慣の改善方法についてまとめました。

にきびとホルモンバランスの関係

私たちの体の中でつくられるホルモンは、生理のリズムや妊娠・出産に関わる女性ホルモンや男性ホルモン、甲状線ホルモンなど多岐に渡ります。

「ホルモンバランスが乱れる」ってどういう状態?

特に女性に関わりが深いのが女性ホルモンです。生理周期を司り、自律神経を安定させる働きをする女性ホルモンは、主にエストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。このはたらきが何らかの原因で乱れ、美容や健康面で大きな影響を与えるようになるのが、ホルモンバランスが乱れた状態です。どちらかの分泌が過剰になったり、逆に不足したりすることでさまざまな症状が出ます。

ホルモンバランスが乱れる原因

体内で分泌されるさまざまなホルモンは、ちょっとした変化や刺激でも影響を受けやすく、バランスを乱してしまいます。その主な原因を見ていきましょう。

睡眠不足

睡眠中は成長ホルモンが分泌され、体の代謝をサポートしています。睡眠不足になることで成長ホルモンが十分に作られなくなると、イライラしやすい・疲れやすいといった症状が出てきます。また、細胞の代謝が悪くなることで肌荒れや体脂肪の増加が起きる場合も。

ストレス

人間がストレスを感じると、自律神経である交感神経が活発に働きます。するとさまざまなホルモンが体内で分泌されます。ストレスに対抗しようとする働きのためですが、分泌が過剰になると免疫力を低下させてしまうという弊害も。

運動不足

人間の体はある程度運動をすることで疲労感を感じ、質のよい眠りが得られるようになっています。運動は自律神経を活性化させてホルモンバランスを整える働きもしているため、運動不足になることでホルモンバランスが乱れてしまうのです。

乱れた食生活

食生活もホルモンバランスを保つためには重要です。肉やファーストフードが中心の脂っこい食事が続くと、男性ホルモンが多く分泌され太りやすくイライラしやすくなります。カルシウムやマグネシウムなどのミネラル不足や、食物繊維の不足が原因の便秘でも自律神経が乱れ、ホルモンバランスの乱れにつながります。

生理による影響

女性の生理周期はおよそ28日〜32日程度が一般的で、生理前後で女性ホルモンの分泌量は大きく変化します。生理前はプロゲステロンの分泌が増え、むくみや眠気が出てイライラの原因に。生理が終わるとエストロゲンの分泌が増え、肌荒れが治り自律神経の働きも整います。このように、1ヶ月の間に女性ホルモンの分泌量は目まぐるしく変化しているのです。

男性ホルモンと女性ホルモン

にきびに関わるのは、男性ホルモンと女性ホルモンのふたつです。それぞれの働きを見ていきましょう。

男性ホルモンとは

男性ホルモンにはテストステロン、アンドロステネジオン、デヒドロエピアンドロステロンの3種類があり、女性の体内で分泌されるのは主にテストステロンです。男性ホルモンは皮脂分泌を活性化させるほか、筋肉や内臓の代謝をサポートし、皮脂分泌や体毛の発育に関わっています。

女性ホルモンとは

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。生理や妊娠のコントロールのほか、肌や髪、骨の健康を保ち、自律神経を安定させる働きがあります。

女性の体内でも男性ホルモンは作られている

女性でも男性ホルモンが、男性でも女性ホルモンがそれぞれ体内で作られています。そのバランスが崩れることでさまざまな症状が出るのです。

ホルモンバランスが崩れると…?

では、ホルモンバランスが崩れることでどんな影響が出るのでしょうか。

男性ホルモンが過剰に分泌される

女性の体内では、男性の1割程度の男性ホルモンが分泌されています。ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンの分泌量が増えると、皮脂の分泌が過剰になりにきびができやすくなります。

にきびが出来る

皮脂分泌が過剰になって毛穴が詰まると、にきびができやすくなるうえ出口が塞がれて悪化しやすくなります。また、男性ホルモンの影響を受けやすいのは、ちょうどヒゲが生える口まわりです。あごのまわりやフェイスラインにニキビができやすい場合は、男性ホルモンの分泌が過剰になっていると言えるでしょう。

にきびは皮膚科で大丈夫?

にきびで皮膚科にかかるなんて…と考える人もいますが、ひどいにきびに悩んでいる場合は皮膚科でしっかり診てもらうことが重要です。

皮膚科できちんと診てもらおう

にきび治療でもきちんと保険は適用され、毛穴の詰まりを取り除く薬や抗菌薬などの専門薬を処方してもらうことができます。にきびの原因や状態は人それぞれですので、一度専門医に診てもらい相談してみるのがおすすめです。

ホルモンバランスによるにきびを治す薬とは

では、ホルモンバランスの乱れが原因のにきびにはどのような薬が使われるのでしょうか?

一番の薬はホルモンバランスを整えること

やはり、根本的にはホルモンバランスを整えなければなりません。生活習慣やストレスなど、ホルモンバランスが乱れている原因にアプローチすることが必要です。

漢方や市販薬も効率よく取り入れて

女性ホルモンの乱れには低用量ピルが使われます。ピルというと避妊薬のイメージが強いですが、生理痛やPMSがひどい場合や子宮内膜症の治療にも使われるれっきとしたホルモン剤です。また、特定の疾患ではなく体全体の調子を整える目的で使われる漢方薬でも、総合的に体の調子を整えることができます。自分に合った薬を使いましょう。

ホルモンバランスの乱れからくるにきびにはこの食べ物を

ホルモンバランスの乱れは、食生活での改善が期待できます。

大豆食品を積極的に摂取

大豆にはイソフラボンが豊富に含まれており、体内で女性ホルモンと似た働きをすると言われています。納豆や豆腐、豆乳などを積極的に摂りましょう。

ビタミンを効率よく摂取

ビタミンもホルモンバランスを整えるのに有効です。ビタミンC、ビタミンB、ビタミンEを含む食材を中心に摂取してみてください。新鮮な生野菜や果物で摂るのが理想的ですが、難しい場合はサプリメントでもいいでしょう。

ホルモンバランスを保つには

ホルモンバランスを保つためには、規則正しい生活が重要です。

心と身体を休ませる

深夜まで仕事に明け暮れたり睡眠不足が続いたりすると、当然ながらホルモンバランスも自律神経のバランスも乱れてしまいます。まずは心と身体をしっかりと休めてください。

ダイエットは中止する

食事制限や無理な運動といったダイエットは、ホルモンバランスを乱す原因になります。無理をすると生理や排卵が止まってしまうこともあり注意が必要です。

バランスの取れた食事を

ホルモンバランスを考える上で、食生活は重要なポイントです。バランスのとれた食事を意識するだけでも、ホルモンバランスは十分に改善できます。

早めに就寝して休む

寝不足になるとホルモンがうまく作られなくなり、代謝に影響が出ます。また、お肌のゴールデンタイムと呼ばれる22時〜2時の間に睡眠をとるよう心がけましょう。

サプリメントを服用する

すぐに生活をがらっと変えることが難しい場合もありますよね。そんなときはサプリメントを利用してみましょう。マルチビタミンやミネラル、鉄分のサプリメントがおすすめです。

ホルモンバランスを整えてお肌を綺麗に保とう

ホルモンバランスはお肌の調子に大きく影響します。女性ホルモンの乱れだけでなく、男性ホルモンの分泌が過剰になるとにきびの原因に。肌を綺麗に保つために、ホルモンバランスを整えることを意識してみましょう。